あなたはどんな子を育てたいですか?
こんにちは、よしえです。
今回は
前回の続き、中学校でのいじめについて書きます。
中学校のいじめは
よくドラマにあるようないじめを想像するのが
一番分かりやすいと思います。
もちろん、何度も書いてるように
いじめはトイレに連れ込まれて、
水をかけられるものだけではありません。
相手が嫌がることなら何でもしてきます。
「優越感に浸りたいから…」
「自分が相手より上にいると思いたいから…」
「じゃないと今度は自分がやられるから…」
「あの子よりは大丈夫」
加害者も加害者なりの考えがあります。
でも、だからといって相手を傷つけていい理由にはなりません。
そんな子どもを育てないためにも
私の経験を読んで頂けたらと思います。
もし、ここで読むのを諦めたあなた!!
あなたはいじめの加害者も被害者も生み、
学校のせいにしたり、子どものせいにして
一生苦しい思いをすることでしょう。
そんな思いをしないために、
いじめで何が起こり、
被害者の立場はもちろん、加害者の立場を知り、
どう子ども達に教えたらいいのか一緒に考えていきましょう!
私の中学校は小学校の持ち上がりで、
他の近くの小学校で中学校学区の子が新しく入っている状況でした。
教室の約半分は同じ小学校の子でした。
もちろん、保育園児から一緒だった子も同じクラスに何人かいるわけです。
環境が変わったことで新しい友達作りが始まります。
女子は同じ小学校同士の子で集まったり、
探り探りで新しい友達を見つけていました。
男子は女子よりも共通点を見つけるのが上手くすぐに仲良くなります。
あなたも経験があるのではないでしょうか?
男子の中には私の過去を持ち出して仲良くなる子いたそうです。
それが私のいじめの始まりでした。
要は自分がいつかの標的にならないように
味方を作っていじめられないように
一番安全ないじめ側になろうとしてたわけです。
私のうわさはすぐに広まり、
「あいつが…」
なんて顔でよく見られていました。
しかし、幸運なことに
私には数人、話を聞いてくれた他のクラスの子がいたのと、
男子からのいじめで
女子は必要以上に関わらない姿勢や
大事にならないように軽くても心配してくれたことが救いでした。
そのおかげで私は忍耐力がつき、言い返してやった事もありました。
それに気に食わない男子たちは
暴言をしたり、私に傷を負わせようとして来たりしました。
私自身、いじめで自殺することは
『男子たちや弱い自分に負けることなる』
と思っていたので何を言われ、何をさせられても負けない気持ちでいました。
でもこれは話を聞いてくれた子がいたことが一番大きいです。
その子たちがいなかったら、今頃笑顔なんて消えていたかもしれません。
中一の時に起きたある事件(後日詳しく話します!!)が
キッカケでいじめは弱くなりましたが、
悪口は3年間言われ続け、
高校でバラバラになったことで結果的に終わりました。
これが私のいじめの経験です。
今、本やドラマ、他の人のいじめ経験を聞くと
もっと辛い人は大勢いますし、
私の経験はいじめの中では軽い方かもしれません。
しかし、当時は辛く、
親にも話せず、
早く3年間が終わることを願っていたのも事実です。
「大変だな」
「子どもにはこうなって欲しくない」
とあなたが感じて頂けたら嬉しく思います。
そして、ここまで読んでくれたあなた!!
私の話をキッカケにして、
あなたはどんなお子さんを育てたいですか?
次回は
いじめに遭いやすい子の特徴
を紹介します。